初めてお目にかかることが出来ました。
冬場の大人気商品の、エテュセのリップエッセンスホット、「ほてリップ」のピンクです。
ほてリップはすごく人気で、過去の発売でも瞬く間に店頭から姿を消していましたね。ずっと使ってみたかったのですが、今回初めて発売日当日の夕方ごろにゲットできました。
人気の理由は、塗ると唇がジンジンするプランプアップ効果。たしかに、冬場にはいいですよね。
唐突ですがGLAYファンの私、今、「唇」を無意識に「口唇」とタイプしていました。せっかくなので歌詞を絡めたレビューにトライしてみるか。
『破裂しそう 触れあう口唇 焼ける様に熱くなる』
刺激物大好きなのでワクワクしながらオープン。トロっとしているのかなと思いきや結構固めのテクスチャー。ツヤ感を求めてグリグリと何度も強めに口唇に塗りました。
キタキタキタ、ジンジンして来たよー!
焼けるように熱くなる感じではないく、ドンドコドンドコ血行が高まっていくようなイメージというか。
ジンジンの第一波を感じながらパッケージを眺めていたら【メルティースパイス処方】なる言葉を発見。
はて…メルティースパイス処方…?
裏面の小さい文字で書かれている原料に目を通すものの、売りにしている成分はアルガンオイル、ローズヒップオイル、ホホバオイル、ローヤルゼリーエキス、ヒアルロン酸、ハチミツなど、よく耳にする美容成分です。
ジンジン成分はどれなのか、はたまた一般的なリップクリームの原材料をメルティースパイス処方に仕立てたのかは分からない。分からないがこれは言える、好き。刺激が欲しい。
色はあまりつきません。透明ピンクの薬用リップそのもの。これだけでは色を乗せる役割は果たせないかと思います。口紅の下地や、保湿に目的を絞ったほうが良さそうかな。
『時代が味方した 企みに全てのまれてゆく』
服が売れない時代だと、先日新聞で読みました。百貨店も、賑わっているのは一階の化粧品と地階の食料品ばかりで、2階から上のフロアは、本当にモノが売れなくなってきていると。
そんな中コスメは、百貨店やプチプラを問わずずっと盛り上がっていますよね。クリスマスコフレの争奪戦はもはや風物詩。化粧品って、本当に【限定商法】に向いてるんですよね。トレンドや季節感も出しやすいし。
ほてリップも例に漏れずそうですよね。過去、すっからかんになった什器を何軒のお店で見たことか。そのたびに「焼畑農業」という単語が脳裏をよぎりました。マジで一個もない、どこにもない。限定商法、これすべて化粧品メーカーの企み。のみこまれている。
『逢いたくて でも逢えない 嫉妬に狂いそうになる』
クリスマスコフレもそうですけど、限定商品ってほぼ一瞬にしてすべて無くなってしまうのも当たり前になっちゃいましたね。買いたくて、でも買えない。
信じられないぐらいの高額転売が放置されているのも現状。ライブチケットでは書類送検になった件もあったけど、なんだかなぁ。
転売で小銭を稼ぐなんてダサいなぁって心底思いますね。
ちなみに私が購入したお店は一人3個までの制限がありました。発売日の夕方にはまだたくさんありました。
『ah サヨナラを ah 言うつもりね』
このジンジン効果、せいぜい5分ちょっと程度しかキープされないことないですか?自分だけでしょうか。
そんなに長くは持たないです。思っていたより早くにサヨナラの時間です。ちなみに、皮がめくれてベロベロモロモロになることは今のところはありません。
しかしたった5分ちょっとでも、刺激を求めて塗ってしまう。ジンジンを求めずにはいられない。刺激が欲しい。私の場合、うるおいはその次。
『悪魔の囁きに 今オマエの手まねきに揺れてる』
それでも我々は『限定』という悪魔の囁き&化粧品メーカーの手まねきに、この先もずっと揺れ続けるんだろうなぁ。